朝起きられない!起きあがるときの立ちくらみ…それって低血圧が原因かも?

なんとなく朝がだるいし、疲れている気がする…
ふとした時にふらつくこともしばしば…なんて経験ありませんか?
その症状、もしかしたら「低血圧」かもしれません!

そこで今回は、朝起きられない理由は本当に低血圧にあるのかどうかや、低血圧の対処法などについてお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

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なぜ朝起きられないの?

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人がなぜ朝になかなか起きられないのか。
それは、低血圧の状態で起き上がろうとすると、一時的に脳への血流が減るため、起きにくくなることが原因とされています。
「低血圧で朝起きられない」という話をよく聞きますよね。
しかし実際は、「低血圧のせいで朝起きるときに、”めまい”や”立ちくらみ”の症状が出るから辛くなってしまう」ということなんです。
血圧が低すぎる(=脳への血流が少ない)場合、自律神経のバランスの乱れが起こります。
自律神経には、人間のからだが活動しているときに働く神経(交感神経)と、眠っているときに働く神経(副交感神経)の2つがあります。
これらのバランスが乱れることから、リラックスをしたり、集中するための神経が働かず、血圧のコントロールが不十分となります。
血圧のコントロールが不十分になることで、朝寝坊につながったり、午前中の具合が良くないといった症状が出てしまいます。
つまり、低血圧を解消すれば、朝すっきり目覚めることに繋がっていくのです。

低血圧とは?

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驚くことに、実は低血圧に定められた明確な数値はありません。
WHOでは世界共通の基準として、収縮期血圧100(mmHg)以下、拡張期血圧60(mmHg)以下を低血圧としています。

しかし、血圧の低さがそのまま病的な状態であるとは限らず、低血圧の基準は高血圧の基準ほど重要視されていないため、病院によって診断基準に意見の違いがあり、曖昧なものになっているのです。

低血圧は原則として、治療の必要が無いとされています。
また、低血圧には効果がある薬物治療法が少ないとされています。
薬を飲んで改善されるものではなく、生活習慣を変えることが大切とされています。
低血圧が疾患として問題になるのは、血圧の低下により各臓器へ送られる血液量が減少し、臓器の機能障害が発現した場合などになるのです。

低血圧にもタイプがある

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低血圧には大きく分けて3つのタイプが存在します。
いずれにせよ、どのタイプの低血圧なのか調べるためには専門医の受診をおススメします。
低血圧で病院に行こうと考える人はまだまだ少ないですが、病院側では低血圧のための治療対策を行うところが年々増えているので、この機会にぜひ一度受診を考えてみてはどうでしょうか?

1、 本態性低血圧

低血圧の中で最も多いのが、「本態性低血圧」です。
多くは体質的なものとされ原因がよくわかっていないことが特徴です。
親族に低血圧の人がいる場合には、遺伝による可能性もあります。
病院では、ほかに病気の疑いがない場合に、本態性低血圧と診断されます。

2、起立性低血圧

ベッドから起き上がったり、椅子から立ち上がったときなどに、急にふらつくのが「起立性低血圧」です。
原因としては、最大血圧が急激に20mmHg以上下がることで、脳の血液量が減少しやすくなることからだとされています。
また、血圧を調節する自律神経の障害によっても起こるため、このタイプは日ごろから低血圧ではない人にもみられます。

3、二次性低血圧(症候性低血圧)

二次性低血圧(症候性低血圧)は他の病気や薬の作用で低血圧になるタイプです。
よく知られているのは、糖尿病で血糖値コントロールがうまくいっていないときに起こりやすい起立性低血圧です。
そのほか心臓病や甲状腺の病気などで起きやすいといわれています。
なお、食後に血管が拡張してしまうことで起こる食後低血圧もあります。
そのため、日ごろ高血圧気味の高齢者でも、一時的な低血圧がみられることもあります。
こちらも広い意味で二次性低血圧に分類されています。

低血圧?貧血?

低血圧=貧血という認識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、低血圧と貧血は全くの別物です。
貧血は、全身に酸素を運搬するヘモグロビンが血中に不足し、からだ中の酸素が足りなくなっている症状を指します。
それに対し低血圧は、体質などが原因で血圧が低い状態になることを指します。

低血圧への4つ対処法

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低血圧を改善するには、生活習慣を変えることが何よりも一番大切です。
体質的に低血圧になりやすい人でも、栄養不足・運動不足が重なり、引き起こされている場合がほとんどとされています。
そのため「いつ」「どのような行動をしたときに」立ちくらみやめまい、からだのだるさを感じるのか、1日を通して見極めることが大切です。
日々の生活のなかできちんと気を付けていけば低血圧は治ることが多いと考えられています。

①食生活の見直し

低血圧の人は、朝起きられないことや、食欲不振などから食事をきちんと取らないことが多く、栄養バランスが悪くなりがちです。
1回ごとの量は多くなくても良いので、1日3食きちんと食べることを心がけましょう。
特に摂取すべき栄養が、たんぱく質(肉類、魚類、大豆食品など)です。
たんぱく質は血液を送る心臓などの筋肉をつくるもとになるので、体温を上げてくれる働きがあります。
低血圧の人は小食になりがちですが、量が食べられないときは高たんぱく、高エネルギーの食材を意識して摂取していきましょう。
例えば、魚介類のたんぱく質は良質なものが多いです。
サケ、タラが代表とされる白身魚は高たんぱく質で低脂肪、さらにコラーゲンを豊富に含んでいるため、女性にぴったりです。

また、不足しがちなミネラルを補うために、野菜や海藻類を積極的にとることも大切です。
さらに、低血圧の人は血圧をあげてくれる塩分が不足しやすいので、みそ汁などを飲むようにすると良いでしょう。
朝ごはんを和食にすると、長時間体内に塩分が残りやすいため高い効果が得られておススメです。
特に、疲れやだるさを感じる人には、塩分とクエン酸の多い梅干しを食べましょう。
食後低血圧になりがちな人は、食事と一緒にコーヒーや緑茶といったカフェインを含む飲み物を飲むと、血圧を拡張し、血圧が下がるのを防いでくれます。

②何より水分補給が大切

水分を取ることは、血液量を増やすことにもつながるため、水分補給をすることは何より大切です。
1日最低でも1リットル以上は飲むように心がけましょう。
また、朝なかなか起きられない人の場合、起きてすぐに冷たい水200ml飲むのも、交感神経の働きを高めてくれるため、低血圧の改善につながるほか、睡眠中に失われた水分を取り戻すことができたり、朝のルーティーンとなって目覚めやすくなったりと良いことづくめです。

③運動不足解消

低血圧の人の多くは血液の循環がうまくいっていません。
つまり、末端部の血液が、心臓にうまくもどっていないのです。
血の巡りをよくすることで、自律神経の働きを活性化させることができるので、低血圧の人は「有酸素運動」を行うことがおススメです。
心臓に血液を戻すことが大切なので、第二の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」の筋肉を鍛えましょう。
ふくらはぎの筋肉を鍛えることで脚の血流を促進させる効果があります。
ふくらはぎの筋肉を鍛えるには、ウォーキングや階段昇降が一番効果的です。
しかし、低血圧の人は動機や息切れの症状が出やすいため、運動するのは億劫に感じる人が多いと思います。
そんな時には、エレベーターやエスカレーターを使わず階段に変えてみることからはじめてみたり、普段の日常生活の中で身体を動かすように心がけてみてください。
運動不足はそれだけでも解消されていきます!
運動がつらくないという人は、朝ウォーキングすると早寝早起きの習慣が身に付き、朝ご飯を食べることにも繋がるので効果的です。
あまりキツい運動をする必要はありません。運動不足の解消には何よりも継続することが大切です。

④睡眠不足の改善

「朝なかなか起きられない」という人の場合。
低血圧の人の多くは朝が弱く、早起きが苦手です。
早起きができないぶん夜はついつい遅くまで起きていて、また次の日の朝も起きられないという悪循環を引き起こしがちです。
こうした悪循環が続くことにより、起きたすぐは頭もからだも動きが悪く、ぼんやりとしてしまうのです。

早寝早起きができるように、毎日の起床と就寝の時間を1時間前倒しにしてみましょう。
最初のうちは起きるのがつらくて大変だと思います。
しかし日光を浴びることで体内でリセットがかかり、続けていけば少しずつ身体がその生活リズムに慣れていきます。

まとめ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/遊歩道-パス-森林-木-木材-801723/

ここまで、朝起きられない理由としてよく聞かれる低血圧について、お話してきました。
自分のタイプや、実践できそうな対処法はありましたか?

低血圧で悩んでいる人の多くは医療機関を受診せず、体質だからと諦めている人が多いのではないでしょうか。
たしかに、低血圧治療で大切なことは患者本人の生活習慣の改善です。
自分の心がけ次第にはなりますが、人混みや暑い場所にいると、疲れや頭痛などの症状が悪化しがちです。
できるだけ人混みを避けたり、付き合いはほどほどにしたり、自分の無理のない範囲で低血圧と向き合っていきましょう。

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