【朝活】朝に勉強するメリットと続けるためのたった2つのコツ!

夜にウトウトしながら集中の出来ていない勉強をしていませんか?
もちろん、勉強していることを否定しているわけではありません。
眠くなりながらも頑張っている、その行為は大変素晴らしいことだと思います。
しかし、眠くなり集中できない中で頑張るよりも、いっそのこと寝てしまう方が脳の仕組み上効果が高いと昨今言われています。
そこで今回は、「朝活」と「勉強」のメリットについて書いていこうと思います。

朝活と勉強の関連性

朝は1日の中で最も頭が冴え、やる気に溢れる「ゴールデンタイム」と言われています。
朝はドーパミンやアドレナリンなどの学習意欲や集中力などに深い関わりを持つ神経伝達物質がより多く分泌されるので科学的な観点からも見ても、勉強や運動などの新しいことをすることに非常に適しています。

朝の1時間は夜の1時間の4倍の価値があると言われていて、精神科医の樺沢紫苑さんの著書の中でも、
”1日は24時間ですが、その時間は均等に流れていません。朝の1時間は、夜の1時間の4倍の価値があるのです。しかし、それに気づいている人は、非常に少ない。『神・時間術』より”
こう書かれています。

朝活で勉強をする2つの大きなメリット

それでは朝活で勉強を行うとどんなメリットがあるのかについてご紹介します。
主には下記の2点です。
●集中しやすい
●健康にいい
一つずつ詳しく確認してみましょう。

集中しやすい


朝活の大きなメリットは、集中して物事に取り組めることです。
朝起きたときは、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足している危機状態になり、記憶をつかさどる海馬や、記憶に関与する扁桃体の動きが活性化するとされています。そのため、集中力や記憶力が高まるとされています。

また、脳には一時的に記憶をしまっておく領域「海馬」があります。

意識とは無関係に飛び込んでくる情報は一旦海馬に保管され、睡眠中に保管された情報の取捨選択を行っております。
重要な情報と判別されたものは別の領域に保存され、不要だと判別された情報は消されていきます。
こうして、海馬を埋めていた情報は睡眠中に整理され、次の日また情報を入れるためのスペースができるのです。
つまり、朝一番は海馬が整理されるため、一番海馬の容量が空いている。
故に、朝一番の勉強は海馬に保管されやすく記憶しやすいと言われています。

健康にいい

人間本来の健康的な生活リズムというのは、「日の出とともに起床し、日が沈んだら休む」というものです。

毎日決まった時間に起床することは、本来の生活リズムを整えることでもあります。
生活リズムが整うと体内時計が正しく働くようになり、疲れを持ち越しにくい身体になり便秘や偏頭痛、イライラやダルさが減り、心身ともに健康な身体になっていきます。

また、仕事で疲れているのにネットブラウジングや動画の閲覧、SNSの更新などで夜の時間を長く満喫しがちです。私も明日の起きる時間が早いにもかかわらず、お布団に入ってからYouTubeやSNSを1時間〜長い時は2時間見てしまい、次の日を心身ともに疲れた状態で迎えてしまうことがよくあります。
そうすると自然と寝る時間が短くなり、疲れやすい身体になっていきます。

しかし、朝活をするために早起きをすると、夜には自然と眠くなり充実した1日を迎えることができます。

その上、朝の時間にゆとりができれば、朝食を食べることもできます。
忙しい現代では朝食を食べない人が増えてきています。ですが、脳を目覚めさせるために朝食は取った方がいいです。
睡眠中はコレチゾールホルモンが分泌されてエネルギーが供給されていますが、コレチゾールホルモンは目覚めとともに減っていきます。

そのため、朝食を食べないと、10時ごろからお腹が減って、エネルギー不足になり集中力が著しく低下してしまうのです。

朝活で起きうるデメリット

では逆に、朝活をするうえで想定できるデメリットについて説明していきます。
主には下記の2点です。
●睡眠不足になるかもしれない
●慣れるまで日中眠くなりやすい
一つずつ詳しく確認していきましょう。

睡眠不足になるかもしれない

成人の必要な睡眠時間は1日最低でも6時間、理想は8時間と言われています。
先ほど話に出した海馬は寝ている間に保管されてる情報の整理をするため、十分な睡眠が取れないと記憶の整理が十分に出来なくなり、新しい記憶を入れるスペースを生み出すことが出来ません。
睡眠時間を少なくしてしまうと、海馬が最大限のパフォーマンスを発揮することが出来なくなり、朝活をする意味が少なくなってしまいます。
朝活が習慣化してくると仕事や飲み会で遅く帰宅して遅く寝てしまっても、いつもの朝活の時間に体が勝手に目覚めてしまい十分な睡眠が取れない可能性があります。

慣れるまで日中眠くなりやすい

脳は日頃の生活リズムを行おうとするため、朝活を始めたばかりの頃は今まで通りの生活リズムを行おうとしてしまいます。

故に、朝活を始めてからしばらくは、日中眠くなってしまいます。
仕事をしているときに眠くなってしまって、生産効率が下がってしまったら元も子もありません。また、早く起きなければならないというストレスで起きている時間のクオリティが下がるのも良くないでしょう。
なので、朝活に体が慣れるまでは無理をせずできる限りでやっていくことが大事です。

朝活を努力から習慣に変える2つのコツ

そして、朝活を続けるために意識した方がいい点をご紹介します。
主には下記の2点です。
●睡眠時間を十分に取る
●コップいっぱいの水を飲む
一つずつ詳しく確認してみましょう。

睡眠時間を十分に取る

寝る時間を変えずに起きる時間を早めることは、大事な睡眠時間を短くしているだけで、朝活で自分の能力を伸ばす以上に自分の日常生活自体の質を下げる行為になりかねません。

十分な睡眠時間を確保するために起きる時間に合わせて寝る時間を早めることが大切です。
目安としては1時間寝る時間を早めて、30分早く起きる。

これくらいの低いハードルから始めて、無理をしないで続けていくことが何よりも大事です。

コップいっぱいの水を飲む

睡眠中は副交感神経が優位な状態にあり、心身の休息と回復がしっかりと行われリラックスしている状態になります。
寝起きでぼーっとしているのは、この副交感神経が原因です。
寝起きに水を飲むことで交感神経をスムーズに立ち上げることができ、血流が良くなり、内臓の動きも活発になるので、体を内側から起こすことができます。
睡眠時の水分不足を補う意味にもなるので、時間がない中でもコップ1杯の水を飲むことを意識して行なっていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
数年前から流行っている、早起きをして勉強したり体を動かすといった行為には実はしっかりとした根拠があったんです。
私もそうですが、今までなんとなく夜の時間を長くまったり過ごしていた方もたくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、私自身、朝活を行い始めてから朝すっきり目覚められるようになったり、集中した自分の時間を持つことができるようになりました。
ただ、朝活ないしは全ての物事に言えることですが、何事も「継続は力なり」です。無理に始めると長続きしませんし、無理に続けていても効果は薄れてしまいます。
なので今回は、朝活で勉強をすることの重要性をわかっていただいたうえで、自分のできる範囲で始め、続けていけるように一緒に頑張っていけたらいいなと個人的に思っております。

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